小説

ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」:チャーリイ・ゴードンの望みは何?

知的障害を持ち、パン屋で働くチャーリイ・ゴードンが、ある手術を受けることで知能指数が上がっていくが・・・という話です。全体を通してチャーリイによる「報告書」という形で書かれていて、チャーリイの変化を、彼が書く文章そのものと、その内容の両面か...
エッセイ

村上春樹「村上ラヂオ」:「リストランテの夜」が面白い

言わずと知れた存在の村上春樹によるエッセイ集です。挿絵付きの短いエッセイが50編あります。一つのエッセイは、丸々1ページある絵も含めて4ページ程度ととても短く、読みやすいです。本書「村上ラヂオ」から、「村上ラヂオ2」「村上ラヂオ3」と続いて...
エッセイ

北杜夫「マンボウあくびノオト」:おかしみと深い人間洞察

楽しいエッセイ「どくとるマンボウ航海記」や、純文学作品「楡家の人々」の作家の北杜夫による初期の短編やエッセイを収めた本です。「あくびノオト」という題だったものが後に改題されたものであるとのこと。私が持っているのは中公文庫版で現在絶版のようで...