外山 滋比古「思考の整理学」:飛行機人間になりたい

「東大・京大で1番読まれた本」というキャッチコピーに完全に釣られ、読みました。面白かったです。

思考の整理の仕方を論文みたく筋道立てて書かれている本である、と読む前は思っていましたが、どうやら違いました。細かく章立てられていて、新聞のコラムをまとめて本にしたような印象を持ちました。もちろんこれは勝手な感想で、本書は別に新聞のコラムをまとめたものではありません。

学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない。

確かに、先生から課題をもらって、それを上手に解く訓練が多いのかなぁ?なんてことを思いました。私が単に飛行機としての適性を欠いているだけかもしれませんが…。いや、グライダーとしても微妙かも…。

「ホメテヤラネバ」という章では、褒めることの大切さを説いています。自分よりすごいなと思っている人にほめられて、すごくやる気が出た体験を思い出しました。アイディアの芽とか、それを持っている人のことは大切にしなきゃいけないよ、と言われているようで、なんだか良い心地になりました。叩いても叩いても潰れない奴が本物だ、みたいな言説もある中、このような考えをエライ人(?)が持っていることがちょっと嬉しいです。

そして、「寝させる」や「発酵」では、時間が経つとアイディアが形となって出てくることが書かれています。今書いているこの文章も、寝かした後書いています。そのせいか少々うろ覚えのような…。寝かせる前に、本書に書いてあるようにちゃんと整理する必要があるのかもしれません…。

読んでみると、結構納得という感じです。平易な文章で書いてあることもありがたいです。外山 滋比古が、思考の整理の方法を教えてくれる本です。

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